こんにちは~
昨日は「基礎をなめるな!」という話を書きました。
難しい問題を解くことも大事ですが、単語、文法、計算、基本公式、用語理解のような土台が抜けていると、応用問題に進んでもなかなか点数につながらないという話です。
今日の内容も少し近いですが、今回は特に「基本問題で点を落とさないこと」に絞って書こうと思います。
模試や入試、定期テストの答案を見ていると、難しい問題が解けなかったことよりも、基本問題を落としていることの方がもったいないと感じることがあります。
もちろん難しい問題を解けるようになることは大事です。
特に難関大を目指すなら、標準問題だけではなく、少し難しい問題や初見の問題に向き合う練習も必要になります。
ただ、どれだけ難しい問題に挑戦していても、基本問題を落としていると合計点はなかなか安定しません。
受験は合計点です。
何度も言っています笑(この人何回言うの?って思われてそう笑)
難しい問題を一問取れたとしても、その裏で基本問題を何問も落としていたら、全体の点数としてはかなりもったいないです。
例えば数学で、最後の難しい大問に時間を使って少し部分点を取れたとしても、大問1の計算問題や基本的な確率、三角関数、数列の問題で落としていたら、結局点数は伸びにくくなります。
英語でも、長文の難しい下線部和訳の設問で悩む前に、基本単語や文法、指示語、空所補充の根拠を雑にして落としているなら、まずそこを直した方が点数は安定します。
理科や社会でも同じです。
難しい記述や計算問題に手を出す前に、基本用語や典型問題で落としているなら、まずそこを固める必要があります。
基本問題は、できて当たり前と思われがちです。
だからこそ、落とすと痛いです。
みんなが取る問題を落とすと、その一問で差をつけられる側になります。
逆に、みんなが取る問題をきちんと取れる人は、それだけで点数が安定しやすくなります。
これ、かなり大事です。
点数が安定している生徒は、すごく難しい問題を毎回全部解けているというより、まず落としてはいけない問題をちゃんと取り切っていることが多いです。
計算ミスを減らす。
基本公式を確実に使える。
単語や文法の抜けを少なくする。
授業や参考書で扱った典型問題を落とさない。
こういうところがしっかりしているので、多少難しい問題で取れなくても全体の点数が大きく崩れにくいわけです。
逆に点数が安定しない人は、難しい問題が解けないことだけが原因ではない場合があります。
取れるはずの問題を落としている。
前にやったはずの問題を忘れている。
計算ミスや読み間違いで失点している。
基本用語があいまいで書けない。
こういう失点が積み重なると、思った以上に点数は下がります。
しかも本人としては「難しかった」と思っていることがあります。
でも実際に答案を見てみると、難しい問題以前に、基本問題や標準問題でかなり落としていることもあります。
これは本当にもったいないです。
もちろん、本番で完璧にミスをゼロにするのは難しいです。
人間なので計算ミスもしますし、問題文の読み落としもありますし、少し焦って判断を間違えることもあります。
ただ、だからといって基本問題の失点を仕方ないで済ませてはいけません。
減らせる失点は減らすべきです。
数学なら、途中式を丁寧に書く。
見直しで符号や計算を確認する。
基本例題をもう一度解き直す。
英語なら、単語帳を雑に流さず、見た瞬間に意味が出るか確認する。
文法問題では、なぜその答えになるのか根拠を考える。
長文では、雰囲気ではなく本文のどこを見て選んだのかを確認する。
理科や社会なら、用語を見て分かるだけでなく、自分で書けるか、説明できるかを確認する。
こういう小さいことの積み重ねで、基本問題の失点は減っていきます。
基本問題を取るというのは、簡単な問題だけをやって満足するという意味ではありません。
入試や模試で取るべき問題を確実に取るということです。
難しい問題に挑むためにも、まず基本問題で点を落とさない土台が必要です。
土台が安定していれば、その上に応用問題や過去問演習を積み上げることができます。
逆に土台がぐらぐらのまま難しい問題ばかりやっていると、解説を読んでも理解が浅くなったり、似た問題が出ても再現できなかったりします。
難問に挑戦することは大事です。
ただ、基本問題で落としている状態なら、そこを直すことも同じくらい大事です。
むしろ点数を上げるという意味では、基本問題の失点を減らす方が早いこともあります。
模試やテストの答案を見返す時には、ぜひ「難しい問題が解けなかった」だけで終わらせないでください。
基本問題で落としていないか。
本当は取れた問題を落としていないか。
知識不足なのか、計算ミスなのか、読み落としなのか、解き直し不足なのか。
そこを確認してほしいです。
基本問題で落とさない。
取るべき問題をちゃんと取る。
それだけで、点数はかなり安定しやすくなります。
難しい問題に向き合う前に、まず自分が落としてはいけない問題を落としていないかを確認してみてください。
それでは~!
