こんにちは~
昨日は「ノートを作品にするな!」という話を書きました。
ノートをきれいにまとめること自体が目的になってしまい、問題を解いたり覚えたりする時間が減っているなら少しもったいないので、ノートは見た目を整えるためではなく、自分が理解するための道具として使おうという話です。
今日はそこから少し続けて、参考書や問題集はもっと積極的に汚していこうという話を書こうと思います。
参考書や問題集を見ていると、かなりきれいな状態のまま使っている人がいます。
線も引かれていない。
書き込みもほとんどない。
間違えた問題にも印がない。
何度も使っているはずなのに、ほぼ新品みたいな状態です。
教材を丁寧に扱うこと自体は悪くありません。
ただ、勉強で使う参考書や問題集まで、買った時のきれいな状態を守り続ける必要はありません。
本棚に飾るために買ったわけではありませんからね笑
参考書や問題集は、自分が理解できていないところや間違えやすいところを書き込みながら、自分専用の教材に変えていった方が使いやすくなります。
例えば数学の問題集なら、一回目で解けなかった問題に印をつける。
計算ミスをしたなら、横に「符号ミス」「条件見落とし」「公式忘れ」などと短く書いておく。
解説を読んで大事だと思った考え方があれば、その部分に線を引いたり、自分が分かりやすい言葉で少し補足したりする。
そうしておけば、次に復習する時に、自分がどの問題で何につまずいたのかがすぐに分かります。
英語でも同じです。
知らなかった単語に印をつける。
主語と動詞を取り違えた文には、自分がどこを読み間違えたのかを書いておく。
文法問題で迷ったなら、なぜ正解になるのかを短く残しておく。
長文の選択肢を雰囲気で選んで間違えたなら、本文のどこが根拠だったのかを書き込んでおく。
ただ答え合わせをして丸やバツをつけるだけではなく、その教材を次に開いた時に、自分の弱点が見える状態にしておくことが大事です。
理科や社会でも、覚えていなかった用語や理解があいまいだった部分に印をつけておけば、最初から全部読み直さなくても、自分が確認すべきところを優先して見ることができます。
参考書をきれいなまま使っていると、どこが分かっていて、どこが分かっていないのかが見えにくいです。
一度全部読んだはずなのに、次に開いた時もまた最初から同じように読むことになります。
それでは少し効率が悪いです。
一回目に読んだ時の自分と、二回目に読む時の自分がまったく同じところから始めるのではなく、前回分からなかったところや間違えたところを引き継いでいく必要があります。
そのための書き込みです。
ただし、何でもかんでも線を引けばいいという話ではありません。
教科書や参考書のほぼ全部にマーカーが引いてある人もいます。
全部が重要なら、もはや何も目立っていません笑
線を引くなら、本当に覚えていなかったところや、自分が間違えた原因に関係するところに絞った方がいいです。
色も何種類も使う必要はありません。
大事な部分。
間違えた部分。
次に確認する部分。
自分で見返した時に分かれば十分です。
また、正解した問題にも注意が必要です。
たまたま合っていた。
根拠は分からないけど選択肢が当たった。
途中の考え方は間違っていたけど、最後の答えだけ合った。
こういう問題は丸がついていても、本当にできた問題とは言えません。
自信がなかった問題や、説明できないまま正解した問題にも印をつけておくと、後から確認しやすくなります。
問題集の丸とバツは、採点結果を残すためだけのものではありません。
次にどこを勉強するべきかを分かりやすくするためのものです。
日付を書いておくのもいいと思います。
一回目に解いた日。
解き直した日。
もう一度間違えた日。
何度目で自力で解けるようになったのかが分かると、自分が繰り返し間違えている問題も見えてきます。
何度も同じ問題で間違えているのに、毎回初対面みたいな顔をしてはいけません笑
前にも会っています。
しかも何回も負けています。
だからこそ、教材に記録を残して、次に同じ問題を見た時には前回より少しでも進めるようにしてほしいです。
もちろん、学校から借りている教材や、書き込みをしてはいけないものに勝手に書けという話ではありません笑
自分で購入した参考書や問題集については、必要以上にきれいな状態を守ろうとせず、勉強のためにしっかり使ってください。
参考書は、読んだ回数を自慢するものではありません。
問題集も、最後のページまで進めたことで満足するものではありません。
自分が分からなかったことを書き込み、間違えた問題に印をつけ、繰り返し確認して、できることを増やすための道具です。
使い終わった時に、表紙も中身もきれいなままである必要はありません。
何度も開いた跡があり、自分の間違いや気づきが残っていて、どこを復習すればいいのかが分かる。
その方が、自分にとってはずっと価値のある教材になっていると思います。
参考書を汚す。
間違いを残す。
自分が次に確認するべきところを見えるようにする。
教材をただ使うのではなく、自分専用の教材に変えていきましょう。
それでは~!
