こんにちは~
昨日は、高1・高2の人が英単語を覚え始める時には、最初から一つの単語に載っている意味を全部覚えようとせず、まずは代表的な意味を一つ覚えて単語帳を前へ進めようという話を書きました。
今日はその続きです。
最初は1単語1意味で構いません。
ただ、英単語の代表的な意味をある程度覚えて、長文を読む機会が増えてきたら、いつまでも一つの日本語だけで固定していてはいけません。
英単語の中には、文によって違う意味で使われるものがかなり多いからです。
例えばrunは、最初は「走る」と覚えれば構いません。
ただ、run a companyなら「会社を経営する」という意味になりますし、機械が主語なら「動く」「作動する」という意味で使われることもあります。
addressも最初は「住所」で構いませんが、address a problemとなれば「問題に対処する」という動詞になります。
issueも「問題」という意味だけではなく、issue a ticketのように「発行する」という意味で使われることがあります。
最初に覚えた意味だけをすべての英文に無理やり当てはめると、会社を走ったり、問題に住所したり、チケットを問題したりすることになります。
なかなか意味不明な世界ですね笑
英語長文を読んでいて、単語は知っているはずなのに日本語がうまくつながらない時は、その単語が自分の知っている意味とは別の意味で使われている可能性があります。
だから、代表的な意味を一つ覚えた後は、長文や問題の中で別の使い方に出会うたびに、新しい意味を追加していってください。
最初から辞書を開いて、すべての意味を端から端まで覚える必要はありません。
それを始めると、一つの単語が急にラスボスみたいになります笑
まずは昨日書いたように、代表的な意味を一つ覚える。
その後、長文や問題で別の意味に出会ったら、その意味を追加する。
この順番で構いません。
例えば単語帳ではaddressを「住所」と覚えていたけれど、長文の中でaddress the issueという表現が出てきたなら、「問題に対処する」という意味を単語帳や参考書の余白に書き足しておく。
runを「走る」と覚えていたけれど、run a businessという表現に出会ったなら、「事業を経営する」という使い方も追加する。
こうして一つの英単語に対して使える意味を少しずつ増やしていくと、長文の中で文脈に合う意味を選びやすくなります。
この時に、日本語の意味だけを単独で増やすよりも、実際に出てきた短いまとまりで覚える方が分かりやすいです。
runならrun a company。
addressならaddress a problem。
issueならissue a ticket。
このように一緒に使われていた単語まで覚えておけば、次に似た表現が出てきた時に思い出しやすくなります。
一つの単語に複数の意味を持たせるというのは、日本語訳を何個も暗記するだけではありません。
その単語が、どのような文の中で、どのような単語と一緒に使われるのかを知るということです。
英単語は単語帳の中だけで完結するものではなく、実際の英文の中で使われます。
そのため、単語帳で代表的な意味を覚えた後は、長文や問題演習を通して、その単語の使われ方を増やしていく必要があります。
もちろん、一度出てきただけの珍しい意味をすべて覚える必要はありません笑
よく見る意味や、自分が何度も読み間違えた意味から追加すれば構いません。
特に、知っている単語なのに意味を間違えて文章全体を読み違えた場合は、その使い方をしっかり残しておいた方がいいです。
自分が一度引っかかった使い方は、何も記録していなければ次も同じように引っかかる可能性があります。
前にも会ったのに、毎回初対面みたいになるのは避けたいですよね笑
だから、別の意味に出会ったら単語帳の余白に書く。
長文の横に短く残す。
一緒に使われていた表現に線を引く。
次に復習する時にもう一度確認する。
こうして単語帳や長文問題集を、自分が出会った意味が残っている教材に変えていってください。
英単語の勉強は、最初から深くやりすぎると前に進みません。
だから最初は1単語1意味でいいです。
ただ、基本的な単語を覚えた後もずっと1単語1意味のままでは、実際の英文を読む時に意味が足りなくなってきます。
最初は一対一。
そこから長文に出会うたびに、一対二、一対三と増やしていく。
この進め方が自然だと思います。
まず代表的な意味を一つ覚える。
別の意味に出会ったら追加する。
できれば、その意味で使われていた短い表現ごと覚える。
こうして一つの英単語に複数の意味を持たせて、文脈に合わせて意味を選べるようにしていきましょう。
それでは~!
