こんにちは~
以前「解きなおせ!」という記事で、一度間違えた問題はその場で理解しただけではできるようになったとは言えないので、時間を空けてもう一度解きなおそうという話を書きました。
今日の内容も少し近いですが、今回は問題を間違えて解説を読んだ直後に、何をするべきかについて書こうと思います。
問題を間違えた時に解説を読んで、「ああ、なるほど」「そういうことか」と思うことはありますよね。
解説を読んでいる間は、書いてある内容も理解できますし、途中の式や考え方を順番に追っていけば、なんとなく自分でも解けそうな気がしてきます。
ただ、その状態で解説を閉じずに、答えを見ながら同じ式を書き写して終わっている人はいませんか?
それだと、分かったというより、解説についていけただけかもしれません。
地図を見ながら目的地まで行けたからといって、次に地図なしで同じ場所まで行けるとは限らないのと同じです。
隣でずっと道案内してもらっていたなら、そりゃ到着はできます笑
勉強で必要なのは、解説を見れば分かる状態ではなく、何も見ずに自分で考え方を再現できる状態です。
だから、解説を読んで理解したと思ったら、一度解説を閉じてください。
そして、最初からもう一度自分で解いてみてください。
数学なら、なぜ最初にその式を立てるのか。
どの条件を使うのか。
次に何を求めるのか。
途中の計算をどう進めるのか。
答えを見ることなく、自分で最初から最後まで再現できるかを確認してください。
解説を閉じた瞬間に手が止まるのであれば、残念ながらまだ理解できていません。
解説を読んでいる時には簡単に見えたのに、いざ白紙の状態から始めると何をすればいいのか分からないということはよくあります。
英語でも同じです。
文法問題の解説を読んで「この選択肢は時制が合わないから不正解なのか」と納得したとしても、次に似た問題が出た時に自分でその判断ができなければ意味がありません。
長文問題でも、解説に書いてある本文の根拠を見て「確かにここに書いてある」と思うだけではなく、いったん解説を閉じて、自分で本文のどこを根拠に選ぶのかを確認した方がいいです。
和訳なら、模範訳を眺めて終わるのではなく、主語と動詞を取り直して、自分の言葉でもう一度訳してみる。
英作文なら、模範解答を書き写すだけではなく、何も見ずに同じ内容を自分で英文にできるか試してみる。
こういう作業を入れて初めて、解説で読んだことが自分の中に残りやすくなります。
理科でも、計算問題の途中式を見て分かった気になるだけではなく、使う公式や考え方を自分で選べるかを確認する必要があります。
社会でも、解説に書かれた背景や因果関係を読んで納得するだけではなく、「なぜこの出来事が起きたのか」を自分の言葉で説明できるかを試してみてください。
解説を読むことはもちろん大事です。
分からない問題をずっと考え続けて、何も進まないより、解説を読んで考え方を理解した方がいいです。
ただ、解説を読んだことで勉強が終わったと思わないでください。
解説を読むのは、答えを知るためではなく、自分一人で解けるようになるためです。
そのためには、読んだ後に一度手本を隠して、自分で再現する時間が必要になります。
おすすめなのは、解説を読んだ後にすぐ答えを写すのではなく、いったん問題のページへ戻って、白紙からもう一度解いてみることです。
途中で分からなくなったら、また解説を見る。
分からなかった部分を確認したら、もう一度閉じる。
そしてまた自分でやってみる。
少し面倒に感じるかもしれませんが、この行ったり来たりをすることで、自分がどこまで理解できていて、どこからまだ再現できないのかが見えてきます。
逆に、解説を開いたまま書き写していると、どこが自分でできていて、どこを答えに助けてもらっているのかが分かりません。
全部きれいにノートへ写せたとしても、次の日に同じ問題を出されたら何も書けないということがあります。
ノートだけは完璧なのに本人は解けないという、少し悲しい状態ですね笑
もちろん、その場で一度解けたからといって完全に身についたわけではありません。
以前の記事でも書いたように、数日後や一週間後にも解きなおして、もう一度できるかを確認する必要があります。
ただ、その前段階として、まず解説を読んだ直後に自分で再現できなければ、時間を空けた後にはさらに難しくなります。
まずその場で解説を閉じて解く。
その後、少し時間を空けてもう一度解く。
この二段階で確認してほしいです。
解説を読んで「分かった」と思うことと、自分で「解ける」ことは別です。
説明を聞けば理解できる。
答えを見れば納得できる。
途中式を見れば続きが分かる。
そこから一歩進んで、何もない状態から自分で考え方を作れるところまで持っていってください。
解説を読んだら、一度閉じる。
白紙から自分で解く。
できなければ、もう一度必要な部分だけ確認する。
この作業を入れるだけで、ただ解説を書き写して終わるよりも、問題から得られるものはかなり増えると思います。
解説は、眺めるためのものではなく、自分で解けるようになるために使うものです。
読んで納得したところで終わらず、最後は必ず自分の力だけで再現してみてください。
それでは~!
